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葛飾北斎はその画業の中心を浮世絵に置いたこと で知られます が、その画風の形成においては、戦国時代に端を発し 、
徳 川 幕府のお抱え絵師として一世を風靡した「狩野派」、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一など、日本を代表する絵師が
連なる画風として後世にその名を残した「琳派」から大きな影響を受けました 。すなわち 北斎の作品には、浮世絵のみならず 、
狩野派 や琳派の美が取り込まれ、北斎の絵を知ることは 日本美術 そのものを知ることにつながります 。

さらに 本展は、「北斎  The World Real, Virtual, Pop, Technology 」 と題し、北斎の 作品そのもの の魅力はもちろんのこと 、
作品 を元に したデジタルアート 、観客との一体感が得られるインタラクティブインスタレーション、 VR (仮想現実)技術 を
駆使 したアート表現など、最新のテクノロジーによって、歴史上のアーティストとしての北斎ではなく、現代においても
世界 最高峰のポップアートとしてとらえ直したとき、北斎の作品はどんな世界を見せるのかを大きなテーマとしています。

 
 

2016年2月22日に関係者が集まり、第一回北斎デジタールアート制作委員会が開催され、本プロジェクトがスタートしました。

2016年秋の本展開催に向けて、2016年5月24日に開催する当社団主催の「日本文化EXPO in 京都二条城」での社団発足の発表の際に、
この北斎デジタルアートプロジェクトのスタートのお披露目も同時に行うべく、試作品の製作に入りました。

そして2016年5月24日開催の「日本文化EXPO in 京都二条城」で、日本の美継承展の中で一作品の発表をいたしました。

 
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